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学長ブログ

更新日:2025年07月22日

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【学長ブログ】第3回_面倒見の良さ?過保護?

 生成AIを学習に使うと子どもたちが安易に答えを求めてしまい、思考力が育たないのではないかという懸念を受けて、「答えを教えないAI」教育が各地で模索されているという記事が先月の朝日新聞に掲載されていました。

 少しずつヒントは出すが、答えはすぐに教えないよう細かく条件を設定した生成AIを授業に取り入れているという取り組みの紹介でした。AI任せにしていると自分らしさが失われていく気がするから、生成AIのヒントのうち、自分の考えと違う表現は使わないという生徒のコメントも紹介されていました。

 先月、本学では家族懇談会と授業見学会が開催され、多くの方々に来校していただきました。家族懇談会は、本学の取り組みについて理解を深めていただくことによって、保証人やご家族の方と教職員が連携して学生を支援していく体制を整えていくことを目的としています。授業見学会は、教員がお互いの授業を見学することで授業改善に取り組むという目的の他に、学生の保証人やご家族をはじめステークホルダーの方々に本学の教育に対する理解を深めていただくという目的もあります。

  • 家族懇親会ガイダンス(共立講堂)

  • 家族向け個別相談(授業?資格?留学等)

  • 授業見学会 受付(企業?高校関係者も来校)

  • 授業見学会(教室内)

 家族懇談会と授業見学会と聞くと、小中学校の授業参観と懇談会をイメージし、18歳の成人が学ぶ大学でそこまでする必要があるのか、と思われる方もいるかもしれません。 社会が複雑化し、価値観も多様になってきている中で、学生の将来のキャリア形成やそれに向けた学びのあり方も多様化しています。学生に対して「ああしなさい、こうしなさい」と指示をすれば解決できるような問題ばかりではありません。学生ひとりひとりの大学生活を充実させ、将来のキャリア形成に向けた準備ができるよう、教職員や家族が連携してサポートしていくことが必要になってきているのだと思います。教職員や家族の方が、「答えを教えないAI」のように、学生自身が自分なりの答えを導き出すためのヒントを示す役割を果たせればよいのかなと思います。「答えを教えないAI」は答えを知っているという点は、大きく違いますが…。